宮城県

程よい硫黄臭と鉄臭、そして番台のお母さんの優しい心遣いに体も心も癒される 激熱源泉かけ流し・宮城蔵王「遠刈田温泉 公衆浴場 壽の湯」

蔵王でも、山形蔵王と宮城蔵王の2つあります。まぁ、蔵王の東側か西側かで所属する県が違うということですが、共に共通しているのは、東北屈指の温泉地であるという事。

今回は、宮城蔵王の一大温泉地「遠刈田温泉」のお邪魔してきました。

公衆浴場と言えば、鳴子温泉郷の「滝の湯」など、実力値がかなり高いところが多いですが、今回はどうでしょうか。

そこで今回は、「遠刈田温泉 壽の湯」をご紹介します。

施設の特徴

「遠刈田温泉 壽の湯」は、仙台市内から約1時間。国道286号線、国道47号線を経由して、遠刈田温泉の街並みの一角にあります。

この一角というのが重要なポイント。あまりに街並みに溶け込んでいるため、「壽の湯」の前を2回素通りしてしまいました・・・。

2月に入浴した「まほろばの湯」以来の遠刈田温泉になります。周囲はホテルや旅館が立ち並び、「やっぱり一大観光地やなぁ」と思うぐらい、雰囲気は非常にええですな。

駐車場に車を停めて、玄関をガラッと開けると、番台のお母さんが「いらっしゃいませ」と一言。「初めてです」と伝えると、「アメニティは無いので、購入するか持参するかどちらかです」とのこと。

何も持参していないかったので、入浴料330円+ミニ石鹸代20円の合計350円をお支払い。「お湯がかなり熱いので、湯あたりしたら、無理をせずに外に出て涼んでください」と優しいアドバイスも。ありがとうございます。

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お湯の特徴

脱衣場に掲示されている「入浴心得」によると、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉で、低張性中性高温泉。湯温は70度に達していて、加水しているものの、源泉かけ流しになります。

脱衣場から浴室に至るまで、ほとんどすべてが木造で、久しぶりの木の床の感触に、足が喜んでますわ。

貴重品ロッカーのみ鍵方式で、それ以外は、カゴの中に着替えなどを入れます。

施設は、内風呂1つと洗い場からの構成。

いつものように、肩までザンブと全身浴です。はぁ、気持ちええなぁ~・・・。

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入ってみて

お湯はPH値6.9なので、トロトロ感はありませんが、柔らかいお湯です。

泉色は、ほんの少しだけ茶色がかっており、わずかな硫黄臭と少し強めの鉄臭が、源泉かけ流し感を存分に味わわせてくれます。

その中でも、特筆すべきは、肌を刺すぐらいの激熱ぶり。

激熱と言えば「黄金川温泉 白鳥荘」「豆板温泉 三峰荘」「川渡温泉共同浴場」など、数多くの源泉かけ流しの温泉に浸かってきましたが、「川渡温泉共同浴場」に次いで、2番か3番目の熱さであると実感。

大地から「この熱さをプレゼントするから、来週1週間も頑張るんやでぇ」と励まされているような気がしてならないぐらいの激熱ぶりですわ。

たちまち茹でだこになったため、洗い場で冷水をひたすら浴び、少し体を休ませて、全身浴2回戦に突入。う~ん、やっぱり、熱い、あつい、アツイ・・・。

でも、この熱さから励まされている感を、再び半端ないほど感じましたわ。来週1週間も精一杯頑張るので、また頼んますわって感じですな。

入浴中は、ひっきりなしに地元の人が訪れており、扉を開けて入ってくるときは「こんばんは」、上がって出ていく時は「お先です」とそれぞれ挨拶をしているのが印象的でした。地元には地元のルールがあるんですなぁ。

因みに上がって、出ていこうとすると、番台のお母さんが「有難うございました」と番台の小さなスペースの中でお辞儀してくださいました。

どこまで律儀なお母さんなんだろう、とこちらも「有難うございました」と軽くお辞儀をして、出てきました。

身も心も、すっかり癒された「遠刈田温泉 壽の湯」。その名の通り、心も壽になりましたわ・・・。

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遠刈田温泉 共同浴場 壽の湯
■住所: 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉旭町5-1
■電話:0224-34-1990
■料金:大人330円、小学生以下110円、 定期券(発行日から30日)3800円 ※町内在住者は別途特典あり
■営業:5:00~8:30、10:30~21:30
■お休み:なし