広島県

海上に浮かぶその様はまさに世界遺産 広島「安芸の宮島 厳島神社」

広島赴任時は、事あるごとに家族で厳島神社へ出かけていました。

子供の七五三のお詣りに始まり、秋の紅葉を見に、紅葉谷へ出かけた時は、こんなに紅葉が素晴らしいものかと魅入り、厳島(宮島)でしか味わえないものだったなぁと、後に振り返っても改めて思います。

今回の広島・岡山旅行でも、勿論外す事は出来ません。

そこで今回は、久方ぶりにお詣りした「厳島神社」をご紹介します。

厳島神社への交通手段はフェリー

「厳島神社」は、国道2号線で広島市内から約30分のところにあります。

厳島(又は宮島)と呼ばれる島にある為、島へはフェリーで移動します。その手前、宮島口まではレンタカーで移動。

以前から利用している一時預かり駐車場に駐車し、家族でフェリー乗り場に向かう前に、駐車場の管理人の方に呼び止められ、厳島(又は宮島)の由来を聞くことが出来ました。

厳島(宮島)の由来

島全体がご神体とされたため、島民は氏子という位置づけだそうな。なので、農業に携わる事が出来なかった。

何故なら、鉄製の農機具で耕作せねばならず、ご神体を傷つけてしまうという事が主要因。それでは島民は生活していけないという事になり、しゃもじを作る事で生計を立てたという。

宮島の名産品・しゃもじは、そういう経緯で生まれたとのことですわ。

また、農業に携われないという事だけでなく、死や血を伴う事柄は特に避けられてきたとの事。

島内には墓は無く、島民が亡くなった場合は、対岸にある墓崎(後の赤崎・今の宮島口)に葬られたとの事。

血を伴う代表例としては、出産がありますが、こちらも対岸で出産し、100日を経て戻っていったとのことですわ。

う~ん、今まで何気なく世界遺産・厳島神社をお詣りしていましたが、そんなルールがあったとは・・・。

それが理解できる機会が与えられただけでも、神様に感謝ですな。

厳島神社の由来

厳島神社のホームページには、下記由来が記載されています。

当社の御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素盞鳴尊(すさのおのみこと)が高天原(たかまのはら)で剣玉の御誓(うけい)をされた時に御出現になった神々で、御皇室の安泰や国家鎮護、また海上の守護神として古くから崇信を受けられた。

宮島に御鎮座地を探されるにあたり、この島を治める佐伯鞍職(さえきのくらもと)に神勅が下った。鞍職は大神様が高天原から連れてきた神鴉(ごからす)の先導のもと、御祭神と共に島の浦々を巡り、海水の差し引きする現在地を選んで御社殿を建てたのは、推古天皇御即位の年(593年)であると伝えられる。

その後安芸守となった平清盛(たいらのきよもり)が当社を篤く崇敬し、仁安3年(1168年)に寝殿造の様式を取り入れた御社殿に修造した。清盛の官位が上がるにつれ平家一門のみならず、承安4年(1174年)に、後白河(ごしらかわ)法皇の御幸(ごこう)、治承4年(1180)3月と9月に高倉上皇の御幸(ごこう)があるなど、多くの皇族・貴族が参詣され、都の文化がもたらされた。

当社に対する崇敬は、平家から源氏の世になっても変わることなく、又時代が移り室町時代の足利尊氏や義満、戦国時代の大内家、毛利家などからも崇拝された。

松島・天橋立と並び日本三景「安芸の宮島」として知られ、平成8年(1996年)にはユネスコの世界文化遺産に登録され現在にいたる。

因みに、駐車場の管理人の方は、こうも言われていました。

「厳島は、古来の神様が上陸しようにも、砂浜が無く、上陸できなかったので、八咫烏が上陸場所を案内し、上手く事が運んだそうな。厳島神社の灯篭のいずこに、烏がいるのはそれが理由。ぜひ探してみてくださいな」。

いらっしゃいましたよ、烏さん。

皆さんも、ぜひ探してみてください。

参拝前の腹ごしらえ

「厳島神社」へは宮島口からフェリーに乗って移動します。

このフェリー移動も厳島神社の参拝ムードを盛り上げてくれる重要な要素。短すぎず、長すぎない絶妙な乗船時間と、風景が、非日常の旅行感覚をさらに高めてくれます。

ちなみに、厳島神社のシンボルである大鳥居は、現在修復工事中。

引き潮の時は、大鳥居の下まで行って、家族全員で写真撮影でしたが、残念ながら、今回はかないませんでした・・・。

因みに参拝までには、多くのお土産店や飲食店が軒を連ねています。

宮島のお土産の代表アイテムが「もみじ饅頭」。こし餡やクリームチーズなど、バラエティに富んだ味が楽しめるほか、その場で食する事の出来るアイテムが「揚げもみじ」。

もみじ饅頭を揚げたもので、竹串にさしていただきます。

カラッと揚がった衣に、甘い餡の絶妙な取り合わせ。何とも言えない、ご当地の和スイーツですな。

いざ参拝へ

神社の入り口で、昇殿初穂料として大人300円、小中学生100円をお支払い。ゆっくりと客神社からお詣りをスタートします。

今回の目的は、家内安全の御祈祷をしてもらう事。初穂料3,000円を支払い、家族全員が心身ともに健康でいられることへの感謝の念を持ちながら、本社本殿で御祈祷を受けました。何ともすがすがしい気持ちになりますな。

参拝後は、本格的におみやげ物を購入。「もみじ饅頭」や「しゃもじせんべい」など、子供の友人やご近所の皆さん、職場のお土産物をあれこれ悩みながら、購入ですわ。

単身赴任では、日々話す相手がおらず、会話自体も限られますが、あれこれ家族で会話する有難さを、改めて感じました。

世界遺産の厳島神社。お詣りだけでなく、周辺の観光も満喫できます。

御祈祷も僅か3,000円から受け付けているので、是非機会があれば、御祈祷も含めての参拝をおススメします。

厳島神社
■住所:広島県廿日市市宮島町1-1
■電話番号:0829-44-2020