広島県

広島市民の憩いの場 街中の天然温泉掛け流し 広島「塩屋天然温泉 ほの湯 楽々園」

今回の広島・岡山旅行では、懐かしグルメや広島カープ応援、またかつて住んでいた社宅とその周辺など、思い出巡りが主ですが、新たなことにもチャンレジしました。

その一つが日帰り温泉です。

宿泊先のホテルは、大浴場といった設備が無く、部屋にユニットバスがあるだけ。順番にお風呂に入るとなると、軽く1時間以上かかる事が判明。夜遅くまで広島カープを応援して、ホテルに帰ってお風呂となると、就寝がトンデモ時間になってしまいます。

そこで、家族全員で近くの日帰り温泉施設にお邪魔してきました。

今回は、広島市民の憩いの場 天然温泉掛け流し「塩屋天然温泉 ほの湯」をご紹介します。

施設の特徴

「塩屋天然温泉 ほの湯 楽々園」は、広島市内から国道2号線(西広島バイパス)を経由して、約25分のところにあります。

開業年は、私が広島に赴任していた最後の年となる2011年と比較的新しく施設です。ただ、当時の私は、温泉そのものに興味が無く、「ほの湯」という施設自体があるという事すら知りませんでした。

温泉に興味が無かった私でも、当時何度か訪れた温泉があります。

それは広島の県北に位置する「湯来温泉」

広島市内から約1時間程の場所にある同温泉は、公共のお宿「湯来ロッジ」をはじめ、多くの宿泊施設があるほか、梅雨の時期には野生の「ホタル観賞」が出来る事で、地元でも有名な温泉街です。

当時幼かった子供を連れて、湯来温泉に野生のホタルを初めて見に行った時、ホタルの数のあまりの多さに、子供が「ちょうちょみたい、すご~い」を連発。関西では味わうの事の出来ない、地方居住ならではのメリットを享受できました。

本当は、その湯来温泉に行きたかったのですが、Mazda Zoom Zoomスタジアムを出て駐車場のクルマに乗り込んだのが22時。流石に行く元気も時間ありません。そこで、街中にある源泉掛け流しの「ほの湯 楽々園」になったわけです。

「ほの湯 楽々園」に到着したのは、22時30分。そんな夜遅い時間でも、駐車場はほぼ満杯。地元民からかなり支持されている事が伺え、期待が膨らみます。

下駄箱に靴を預け入れ、入浴券の自動券売機を探しますが、ありません。受付で尋ねると、入浴券ではなく、購入機能の付いたリストバンドによる後決済システムであることが判明。露天風呂まで適用されるリストバンドを家族全員受け取り、脱衣場へ向かいます。

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お湯の特徴

脱衣場に掲示されている「天然温泉について」によれば、泉質は、含弱放射能-ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩温泉で、高張性中性低温泉。

表記はありませんでしたが、恐らく露天風呂は源泉かけ流しで、内湯などは、循環、加熱、消毒処理がなされているものと推測します。これだけの多くのお客さんが来るのであれば、ある意味致し方ないところですな。

息子と共に、着替えもそこそこに、かかり湯をして内風呂の白湯にザンブと全身浴。球場でも応援疲れもあり、何とも言えない心地よさ。たまりませ~ん。

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入ってみて

施設は、内風呂が内湯(白湯)と腰かけ湯、ジャグジー風呂、ぬる湯の4種類に洗い場という構成。外湯は露天風呂、岩風呂(共に源泉かけ流し)、炭酸泉、シルク湯、壺風呂、季節湯、うたたね湯にサウナ、水風呂とかなりの充実度。お値段高めですが、これだけ充実しているなら納得です。

白湯から露天風呂に移動。こちらも全身浴でゆっくりと体を癒します。

お湯はPH値が7.07とあまり高くないので、ぬるぬる感はありませんは、柔らかいお湯です。

湯色は若干の茶褐色で、塩気も山形「沼木温泉」に匹敵するぐらい強めに感じるレベル。ただ、激熱タイプではなく、どちらかと言えば少しぬるいレベルの湯温なので、若干熱さの残る広島の夏の温泉を楽しむには、絶妙の湯加減ですな。

露天風呂に浸かりながら、息子と広島カープの試合について、振り返ります。

「小園のあのエラーが無かったら、ひょっとしたら勝ってたかもしれへんで、父さん」

「せやなぁ、でも今日の負けは、それだけじゃなく、何か根本的なものを感じるわ」

「やっぱり丸が抜けた穴が大きいやろうかぁ?」

単身赴任で温泉に浸かる時は、自分唯一人。

でもこうやって、横に日々成長している息子と、ゆっくり湯に浸かりながら会話が出来るこの時間、空間が何とも言えない幸せなことやなぁと、つくづく感じましたな。息子共々、様々なお風呂を堪能し、ゆっくり体を癒すことが出来ました。

風呂上りには、息子と一緒にコーヒー牛乳を飲みながら、またまたカープ談義に花を咲かせます。お互いの共通項があると、話は尽きません。

早く、一つ屋根の下で、一緒に生活が出来ればと、改めて思いました。

因みに、広島では温泉に目覚めてから初めての入浴。泉質は東北には及ばないものの、普段の疲れを癒すには、十分すぎるレベルで、設備も充実しています。

ほの湯の運営が中国電力という事もあり、地元民への還元的な要素も多分に含んでいるんだと思います。

広島で、源泉かけ流しを街中で楽しみたい方に、おススメです。

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塩屋天然温泉 ほの湯 楽々園
■住所:広島県広島市佐伯区楽々園5丁目7番1号
■電話:082-921-1126
■料金:入浴料 入泉料 大人800円、小学生400円 入湯料 大人430円、小学生 150円
■営業:平日 9:00~24:00(最終受付:23:00)、土日祝 8:00~24:00(最終受付)
■お休み:天候、施設点検の為臨時休業する場合あり(要確認)