単身赴任

単身赴任でサラリーマン稼業を長く務める秘訣とは?

年明け以降、提案書の作成や提案商談の連続で、およそ2か月が経過しました。

しかし連続となると、体力、気力共にほぼほぼ限界状態ですな。

気力・体力の充実を誇って仕事に取り組んでいた20代のあの若かりし頃の自分と比較し、40代中盤になった今、日々継続し続けることの難しさを、ひしひしと感じています。

そんな中、直近の提案がうまくいかず、久々に心が折れてしまいました。

つまり、仕事に対して、な~んにもやる気が起こらないというもの。

しかし、単身赴任では相談出来る家族がそばにおらず、自分で立ち直るしかありません。

そんな中、ある思考回路がそんな私を救ってくれました。

そこで今回は、単身赴任でサラリーマン稼業を長く務める秘訣をご紹介します。

仕事のモチベーションは会社からの評価ではなく得意先への貢献

かつての私は、会社からの評価を一番に考えて、常に仕事をしていました。

自分で一生懸命取り組んだ仕事が評価され、昇格、昇進にもつながる。それに伴い、役職や給料が上がり、事故満足度も向上する。このように考えていました。

しかし、一生懸命やって、奨励賞を受賞しても、肝心の昇格に繋がりません。「何故こんなに一生懸命やっているのに、会社は評価してくれないのだろうか?」とよく考えたもんです。

そうこうしているうちに、やがて気づきます。

「一生懸命仕事に取り組んでいるのは、自分だけでなく、周囲の同僚も同じ。ならば、人との比較ではなく、自分が一生懸命やる事で、得意先や他の人に貢献する事を目標としよう」と。

結果的に、この思考回路を得たことで、自分の不満は大いに減り、会社からの評価や同僚の出世に影響を受けることなく、自分の仕事にまい進することが出来ています。

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得意先への貢献をモチベーションにしても頑張った俺がメインだった矛盾

今回自分の心が折れてしまった最大の要因は「得意先の事を一番に考えた提案」が通らなかった事。

提案事を生業とする今の仕事で、合意されない、つまり通らない提案は、今までもたくさんありました。ただ、今回は事前にプレゼンも行い、先方もやるとなっていた事案であったにもかかわらず、土壇場になってやらないという決断に至った訳です。

自分の仕事の拠り所としていた「得意先への貢献」を確信していた内容であっただけに、かなりショックを受けてしまい、昨日は終日ふて寝状態ですな。

まぁ、この年齢になってふて寝するなんてことは、中々あるもんじゃありません。

「あれだけ一生懸命やったのに、何故採用ならないんだ!」との思いが膨れ上がりました。

しかし、よくよく考えてみると、先方の事を思ってと言いながら、ある意味矛盾していることに気が付きます。まぁ逆に自分を弁護すれば、それだけ、その仕事にかけていたのかなぁとも思うわけで。

ただ、ふて寝しても、出た結果、つまり提案した内容が不採用という事実は変わらない。

面白くないと思っても、現実が変わるわけでもない。

そんな仕事と人生でふん詰まりの時、いつも決まって励ましてくれる人がこの人”武田邦彦”さんです。

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テニスの原理とは?

「地球は温暖化していない」「異常気象は現在起こっていない」など、初めて聞いた時「変な人がこの世におるもんやなぁ」という印象が強かったものの、著書を読んだり、ブログを聴いたりして「こんな意見もあるんやぁ」に変わり、今では悩み事があると、ググって該当する記事を検索し、励ましてもらっています。

その武田理論では、サラリーマン人生を楽しむためには①テニスの原理②三角形の原理を理解する事から始まります。

テニスの原理とは、

テニスはラインギリギリのきわどいボールを打てば打つほど勝つというゲームである。

一流選手はラインの少し内側を狙って鋭いショットを放つ。だから度々、判定で揉める。

判定の時に、自分に有利な判定に文句をつけている選手を見たことがない。いつも、自分に不利な判定だけに文句をつけている。

スポーツはフェアーを第一とするので、自分に有利不利に関係なく、判定そのものに異議を唱えるならわかるが、自分に有利になるように異議を唱えるならもともとスポーツをやめた方が良い。

なぜ、スポーツでも自分に有利になるようにクレームを付け、それも相手と見方が変わるのだろうか?

それは人間が「自分がやったことは、他人が見るより自分に有利にみようとする」という本能を持っているからだ。

会社で不満を持っている人がいる。

大抵は、「あんなにしっかりやったのに、なぜ評価されないんだ」ということが多く、「人より自分が損をしている」と怒っている。

そんなこともわからないようでは成果も上がらないだろう。

常に自分は損をしていると感じるのが普通で、それで公平だということだ。

それが心の底からわかれば不満のほぼ6割程度は消える。

~武田邦彦ブログより引用~

私の場合、あらかたこの原理は理解し、比較することによる不満はないので、まぁよしとしましょう。

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三角形の原理とは?

人間は大脳支配の動物だから、寿命から健康まで頭脳の影響は非常に大きい。

最近の研究を見ると、「老化」ですら「自分が歳をとった」とか「歳のせいで物忘れをするようになった」と「思う」ことで老化したり、物忘れするということらしい。

まして、精神的なものはもともと頭脳の産物だから、「考え方」の影響を受けることは間違いない。

前回、「テニスの原理」を説明した。

人間というのは自己防衛反応が発達しているので、自分の有利なことを事実と信じる傾向がある。

それも動物としては仕方がないことだが、「人間が事実と思うことは、自分に有利なことだ」ということを知っているだけでかなりの不満はなくなる。

もう一つ、サラリーマンの人は「自分が正しく評価されていない」という不満とともに、「自分はもっと報われるべきだ」と奇妙なことを考えている。

会社に入ったら退職まで原則として報われない。

会社の大きさにもよるが1年に20名の新入社員が入り、社長が平均して6年在任する場合、社長になるのは中途で入社したり、親会社からの人が来ないとしても120名のうち、1名しか社長にならない。

これを私は「三角形の原理」と言っている。

トーナメントの原理といっても良いが、ともかく最後に報われるのは100人に一人とかそのぐらいだから、ほとんどの人は「悔し涙」にくれることになる。

「そんなことはない。俺は部長になれば御の字だ」と思うのは「平」だからで、部長になればなったで、自分より業績の低い人が自分の上司になって命令してくると心中穏やかではない。

つまり「テニスの原理」と「三角形の原理」が働くので、企業に勤めたら、満足な人生を送ることができるのは100分の1ぐらいの確率ということだ。

そこで、この二つの原理を回避する方法を最初からとっておく必要がある。

私自身、人生の前半生は会社の技術者として、この二つの原則を最初から回避する方法をとっていた。

そのことをもう一つの原則のお話をしたあと、まとめたいと思っている。ともかく、まずは「原則の確認」をしたい。~武田邦彦ブログより引用~

会社に入社した時点で、満足できる会社人生を送れるのは、ただ唯一の一人それが社長のみという事。

どの役職であっても、不平、不満があり、その悩みからときはなたれることは無いという訳ですな。

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まとめ

私が思う、サラリーマンにとって一番大事こと。

それは家族や家族との生活を守る為、とにかく定年まで勤める事。これに尽きます。

毎月決まった日に、給料が振り込まれる有難さ。これに勝るものはありません。安定収入は、家族に安心と安らぎを与えてくれるからですな。

しかし、長いサラリーマン人生で、それを放棄してしまいたくなる局面が、いくつも出てくるわけですわ。

私の場合、今回の事例が好例です。

「先方のためを思って、一生懸命やったのに」との思いが強すぎて、仕事やーめたでは、何も残りません。

また、そのような状況で、運よく転職できたとしても、結局同じ局面で頭打ちとなり、打開策を見出せぬまま、退職の道を選択することになります。

「一生懸命やった」結果、上手くいき、業績が上がり、会社からの評価を得て、昇進、昇格することが、サラリーマン稼業を長く続ける秘訣であれば、すべての人が社長になるという事。

しかし、実際はそうではありません。

むしろ、「一生懸命やった」結果、上手くいかず、業績が下がり、会社からの評価を得られず、昇進・昇格しないことにどれだけ耐えられるか。

つまりその状況下で、上手くいかない事による自分の”こころ”が、しんどい影響を受けず、むしろ受け流していきながら、日々の人生を心から楽しむことのできる、いわば前向きな生活を送ることが出来るかが、重要なポイントという訳です。

そこで大事なのが、武田理論である「テニスの原理」と「三角形の原理」の内容と、その理解が重要になってくるという訳です。日々サラリーマンをやっていく上で、”局面毎に出てくる”こころに影響をきたす様々な事を理解したうえで、人生を前向きに生きていく事が大事だという事ですな。

齢40代中盤にして、ようやく理解できた気がします。そう思えば、今回の失敗も、良い学びへと転換できそうですわ。

ふて寝せず、明日からは、このブログの趣旨である「ゴルフと温泉とグルメ」を単身赴任の特権である自由な時間を駆使して、存分に楽しみますわ~。

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