単身赴任

単身赴任か転職か 実際に単身赴任を経験してみて思う事とは?

全国転勤の会社に勤務しているサラリーマンにとって、避けて通る事の出来ない単身赴任。

単身赴任を題材にした、ユニコーンの名曲「大迷惑」を聴くたびに、ほんと、一つ屋根の下で家族と生活できるのが一番だと思う今日この頃です。

でも、生活するためには、やっぱり、やっぱり、お金が必要なわけで。

前向きに単身赴任を選ぶか、それとも転職して、家族と一緒に生活する事を選択するのか。悩まれている方も多いと思います。

そこで今回は、単身赴任と転職のどちらかがいいのか、をご紹介します。

結論は、単身赴任を経験してから転職を決断しても遅くはありません。ですので、単身赴任を一度経験してみましょう。

単身赴任を悩む理由

単身赴任の内示を会社から受けて悩む理由はそれぞれあると思いますが、この2つに集約されると思います。

①家族と離れ離れの生活になり、寂しいし、そんな生活を送れる自信もない

②二重生活となり、金銭的に難しい

③実家を守る妻や家族への対応が、離ればなれになることで不安だ

では、一つずつ見ていきましょう。

家族と離れ離れになり、寂しいし、自信がない事への対処法

私も当初は、単身赴任が嫌で嫌で仕方ありませんでした。

学生時代から1人で生活した経験が無い為、食事や洗濯、掃除はまともにしたことが無く、おまけに家に帰ってきても、家族はいない。寂しいし、話し相手もいない、何が好きで単身赴任なんてせないかんのや、とよく思ったもんです。

ところが人間には恐るべき習性があります。

それは、環境に「慣れる」事。

単身赴任の生活が始まると、寂しいばかり言ってられません。仕事は従来と変わりなくこなさなければなりませんし、なんせお腹が空くので、ご飯を自分で考えて食べていかなければならない。生活していると部屋も汚れたり、身だしなみに影響が出るので、掃除、洗濯に追われ始めます。

そうなんです。悩んでいる時間が無いくらい、仕事と家事の両立に忙しくなってきます。

この生活サイクルに入ってくると、しめたもの。自分自身が単身赴任に「慣れてきた」証拠です。

寂しいと感じていた時期はとうに過ぎ、一人で生活する自信も生まれてきます。

そして、休日や平日には、仕事を早く切り上げて帰宅した時間を使って、自分の趣味に勤しむことが出来る生活サイクルを構築できれば、ポジティブに単身赴任生活を送れます。

二重生活となり、金銭的に厳しい事への対処法

会社から支給される手当によりまちまちだと思いますが、やりくり次第で何とかなる可能性もあります。

もし今の手当てで厳しいようであれば、毎月の生活費をねん出するために、削れるところは削りましょう。

例えば、喫煙しているのであれば、単身赴任を機に、本数を減らすか止めてみる。

お酒が好きであれば、量を控える。

日々自販機でコーヒーやお茶を購入しているのであれば、水筒に入れて持参する。

家族と一緒に生活していた頃の行動を少し変えるだけで、節約できる部分も有ります。

実家を守る妻への適切な対応が一番大事

実は単身赴任している旦那以上に大変なのが、実家を預かる妻。子供が育ち盛りや思春期のややこしい時期に、ほぼほぼ1人で実家を切り盛りしなくてはなりません。

塾への送り迎えや学校の3者面談、はたまた子供の人間関係のトラブルや学校の成績による進学の問題など、まぁ、旦那が寂しいなんて悠長に言ってられる状況は、実家にはほぼ無いと言っても過言ではありません。

むしろ、単身赴任で家族問題が出るとすれば、こちらの方が重要度が高くなるでしょう。

私の場合、今のところ妻と電話連絡を頻繁にし、トラブルが発生した時点で、対応法を2人で話し合い、一時帰省のタイミングを、トラブル対処の時期に合わせて帰ることで、何とか今までやりくりしています。

特に人間関係のトラブルなどは、男性が前面に出た方が、感情的にならずに解決するケースもあります。

単身赴任によるハンデを感じる場面もあるものの、そういうトラブルの時こそ、家族の絆を強めるチャンス。きちんと対応することで、家族離ればなれになっていても、親の背中を子供はちゃんと見てくれています。

親子で成長するチャンス。それが、単身赴任でのお互いの関係ですな。

単身赴任を経験した上での転職の決断でも遅くはない

どうしても難しい、寂しい、家族と離れ離れになり、お互い生活をすることが困難だ、という場合は、転職して、地元で働くことも大事な選択肢の一つになります。

ただ、単身赴任を経験してからでも、決断は遅くはないでしょう。

自分の思っていた環境よりも、実際経験してみて、案外良い意味で違っていた、というのは良くある話。

事実私も、かなり悩み、当初は嫌で嫌で仕方りませんでしたが、今ではすっかり慣れて、趣味のゴルフや日帰り温泉など、赴任地での単身赴任を満喫しています。

ちなみに東北は、関西人にとって、一生で一回訪れるかどうか。それぐらい遠く感じますし、事実遠いです。その東北に赴任したのも何かのご縁ですな。で、自分の知らない土地で生活すると、良い意味で今まで生活してきた土地と比較するのも、面白い事ですわ。

ただ、転職は地元で就職できるという反面、

①給料が下がる事はあっても、上がる事は稀

②現職での評価、業績が全てフラットになる

③人間関係で悩む可能性もある

などなど、転職自体が良いことづくめという訳ではありません。実際、私の周囲の人では、単身赴任が嫌で転職した結果、転職先の人間関係のこじれがきっかけで、結果的に辞めた人もいました。

なので、単身赴任で転職するかどうか悩むくらいなら、是非ポジティブに経験することをおススメします。