ゴルフ

ショートコースを活用したゴルフ人気回復策とは?~前編~

前々回のブログで紹介した「ショートコースは若者のゴルフ離れを食い止めるのか」では、ショートコースが如何に若者で賑わっているのかをお伝えしました。

では、そのショートコースでどうすればもっとゴルフの魅力を伝え、ゴルフにハマる若者を増やすことが出来るのか。

今回は、今のゴルフ業界がハマっているであろう負のスパイラルを、私的意見としてご紹介します。

ゴルフは道具への依存度が高い

現在の日本には、数多くのスポーツがありますが、ゴルフほど道具への依存度が高いスポーツは無いでしょう。

ドライバーからパター、ボールに至るまで、全てが道具で、それをうまく操る事が出来ないと、良いスコアでプレイすることは出来ません。

ただ、私も若かりし頃はそうだったように、ゴルフの道具を選ぶ時のポイントは「あのタイガーウッズが使って飛ばしているから」とか、「マッスルバックのアイアンを使うと格好よく見えるし、一生懸命練習して、その難しさを克服し、良いスコアでプレイすれば、もっと格好の良い自分になれる」など、「格好の良さ」や「最大飛距離を生む」という事が、道具購入時の選択の重要なポイントなる事が多いのも事実ですな。

各メーカーがこぞって「良く飛ぶ」とか「マイルドな打感」といったキャッチフレーズで商品を謳うのも、こういった背景があるからでしょう。

しかしながら、「良いスコアで上がれる」という趣旨のキャッチフレーズにお目にかかったことは一度もありません。

まぁ、プレイヤーのコースマネジメントや、スキルがスコアに大きく影響するので、一概には言えませんが、ゴルフの最大の目的は「良いスコア」で上がる事。

「打感」や「最大飛距離」は、スコア貢献に全く関係ない事を、ゴルファー自身が知るべきなのですが、知っているのは実は上級者のみ。

何故なら、ゴルフ中継でプロがプレイする2オン2パットが、アマチュアの目指すべきコースマネジメントであることを信じて疑わないゴルファーが多い為です。

他のスポーツではプロの使用している道具を使うのか

道具への依存度が高いスポーツと言えば、ゴルフに次いで野球でしょう。

では、例えば、イチローや松井秀喜が使用しているバットやグローブだから、みんなが使用するのか?

答えは、否ですな。

理由は「そんなバットを使っても、自分に使いこなせない」と分かっているから。

身の丈に合った道具を使う事で、草野球でも活躍する自分がいるわけで。

ならば、ゴルフの場合、何故プロが使うダイナミックゴールドを自分も使おうとするのか。

それは、ダイナミックゴールドのシャフトが刺さったアイアンが、実は主力商品だったりするので、つい、自分も買って使いこなせるように頑張ろう、という思考回路になるわけです。

ゴルフ上達への第一歩は身の丈に合った道具の選択

日本人は、道具を装飾品としてみる傾向にあります。

日本の歴史でも、例えば、武士の戦闘服である鎧や兜、また刀は、道具としては「身を護る」「敵に立ち向かう」事を目的としますが、一方で、如何に華美であり、独創性があるのか、という観点でも作られている、正しくは殿様が作らせているのも事実。

つまりは所有欲をも満たしてくれるものを、という事ですな。

スコッティキャメロンのパターが未だに多くのゴルファーに支持されているのも、そういった背景があるからでしょう。

しかし、その流れももう限界。

団塊の世代が大量退職した時期はもうすでに遠い昔。

今度は、ゴルフからのリタイヤの時期に迫りつつあります。

今までの流れで、多くのゴルフ人口を獲得しているのであれば、そのまま進めればよいですが、中々新規の若者を獲得しづらい昨今、新たな流れを作る必要があると思います。

次回は、どうすれば良いのかを私的にまとめていきたいと思います。