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ゴルフのラウンド前の練習は当日のスコアに貢献するのか?

先日の仙台南ゴルフクラブのスタートホールでのティーショットは、大勢のギャラリーの前で2年ぶりという事もあり、かなり緊張しましたが、まっすぐフェアウェイに着弾させることが出来ました。

では、直前に練習場でボールをたくさん打ち込んだから、ティーショットをフェアウェイに上手く運べたのか。

そんなことは全然ありません。

私のルーティンは、ラウンド前日に練習場へ行ってボールを打たない事。そして、ラウンド当日も、ゴルフ場の練習場でボールを打たない事。この2点は必ずしません。むしろ、重点的にパターやアプローチ練習をこなし、素振りで感覚を養います。

では、なぜしないのか?

そこで今回は、「ゴルフのラウンド前の練習は当日のスコアに貢献するのか?」をご紹介します。

平均スコア90台後半の頃はラウンド前の練習場でボールをたくさん打ち込んだ

日頃のメイン練習をゴルフ練習場に置いていた、平均スコア90台後半の頃の私は、ラウンド前日は当然のごとく練習場に行き、大体200発近く打ち込んでいました。

ドライバーショットから、アプローチショットまで、同じ番手で繰り返しショットしたり、翌日プレイするゴルフ場を想定して、1球ずつ番手を変えてショットするなど、入念にフォームや弾道をチェック。

そしてラウンド当日も、パターやアプローチ練習はそこそこに、ゴルフ場の練習場で約50球、みっちりフォームを確認し、ラウンドに臨んでいました。

で、終わってみれば、90を切る事はめったになく、下手をすれば100オーバー。

「こんなはずじゃなかったのになぁ・・・」と肩を落として帰るパターン。で、悔しいから練習場によって打ち込むのかと言えば、疲れを理由にそのまま家に帰るという、そんなことの繰り返しでした。

平均スコア90台前半の現在のラウンド前の練習は素振りとパター・アプローチ練習のみ

日々の練習を、室内練習と、週末のハーフラウンドやショートコースでの練習とし、ラウンド前の練習は、重点的に素振りとパター、アプローチ練習に切り替えたところ、スコア的に100オーバーは無くなり、80台のスコアが多くなっていきました。

その理由としては3つあります。

①練習場とコースのショットは違うので、ナイスショットではなく、そこそこショットでつなぐ
②そこそこショットが現実だから、コースマネジメントは慎重に行う
③スコアメイクの鍵は、ティーショットではなく、アプローチやパターである事
に気が付いたからです。

では、ラウンド前のショット練習を避けた方が良いのは何故なのか、見ていきましょう。

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ラウンド前のショット練習を避ける理由

ラウンド前のショット練習を避ける理由は、自分の期待値や閾値を上げ、積極果敢なコースマネジメントになるからです。

平均スコア90台後半の頃の私は、ラウンド直前の練習で、ティーショットがかなり良かった場合、「今日の俺は、かなりの飛距離を狙っても大丈夫」と思ってラウンドに臨んだものです。

で、ショートホールを除く14ホールのティーショット全てで、毎回期待する、飛距離の出るティーショットが打てるのかと言えば、そんなことはありません。

せいぜい1ホールか良くて2ホールぐらい。自身の平均スコアを大幅に上回る結果など、いきなり出るはずがないんですから。

FWやUT、ミドルアイアントがラウンド前の練習でよかった時も、同様です。「今日は5Iが絶好調」「今日のUTはピンを狙える」・・・。

そう思ったとたん、コースマネジメントが積極果敢になります。手前に池やバンカーがあってもお構いなし。で狙った結果、池ポチャ、バンカー、OBなどやらずもがなの1打に繋がっていきます。

なぜそうなるのか。

答えは、練習場のショット弾道や打感が脳裏や手のひらに焼き付き、「夢よもう一度」状態になるからです。

皆さんもいかがですか?

過去のラウンドを振り返ってみてください。「練習場であれだけよかったのに」「こんなはずじゃ・・・」。もう何度となく経験していることだと思います。

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ラウンド前のショット練習をしないメリット

ラウンド前のショット練習をしないメリットは、自分の期待値や閾値を下げ、遠慮がちなコースマネジメントになるからです。

で、実際ラウンドする時は、どんな風に進めて上手くいったのか。

まず出だし3ホールは様子見状態。なんせ、ショット練習していないので、いきなりマン振りは出来ません。あくまで60%程度のコントロールショット。

その中で、自分の今日のスイング傾向を探ります。例えば、ティーショットが右に出る傾向が強いとか、ミドルアイアンは左に引っ掛ける傾向が強いなど。

あくまで、コースに遠慮しながらのラウンド発進となります。

最初の3ホールで大体の傾向を掴むと、後はその傾向を生かしながら徐々に力を入れてショットしていきます。

その中で、ナイスショットは求めません。なんせ、ショット練習してませんから。

求めるのは、次打が打てる場所まで前進させる事。ボギーオンさせる事を目標とし、とにかく無駄な1打に繋がらないよう、前進あるのみです。

グリーン周りまでやってくると、ハーフラウンドやショートコース練習と同じパターンに持ち込めます。9Iで転がしアプローチをして、2パット、あわよくば1パットを狙う、いつもと同じプレーに持ち込めば、ある種の安心感に包まれます。いつもと一緒やみたいな感覚ですな。

それを毎ホール積み重ねていけば、結果として華やかさはないものの、地味ながら90を切って80台のスコアがちらほら出てき始めました。

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まとめ

結論、ラウンド前のショット練習は、メリットが一つもありません。

良ければ自分の期待値を上げ、悪ければ、スタート直前で自信を失いかねないからです。スタート前にシャンクが連続して出た場合、その日のラウンドは、どないなるんやろうと、暗澹たる気持ちになりますわな。

でも、練習場とコースは全く違います。

コースは練習場よりも広く、様々な景色や傾いたライがあり、異次元の世界。練習場では曲がっていたティーショットやシャンクが出たアイアンも、奥行きの広がりを持つコースでは、上手く打てたなんてのはよくある話。何も暗澹たる気持ちになる事は一つもありません。

なので、ラウンド直前練習を一度辞めて、ラウンドしてみましょう。

今まで全ホールマン振りで臨んでいたならば、出だし3ホールの手探り状態を一度経験することで、ゴルフの奥ゆかしさをきっと感じるはず。

また、徐々にショットの力感を上げていく感覚も、全ホールマン振りで臨んでいた頃とは違うゴルフをきっと感じるはずです。

ナイスショットを求めず、そこそこのショットを繋ぐことの大切さ。それは、出だし3ホールの手探りの姿勢あればこそ。

全ては、ベストスコア更新のために。

一度試してみてください。

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